妊娠検査薬について
妊娠検査薬はドラッグストア等でも販売されていますので、気軽に手に入れることができますが、この仕組み等となると説明できる方は少なくなるのではないでしょうか。 妊娠検査薬の正式名称は「ヒト絨毛性ゴナドトロピン(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)検出用キット」といいます。尿中 hcg というものが検出されるかどうかで妊娠判定を行うもので、検出されれば陽性という事になります。産婦人科でも妊娠の診断をする場合も尿を検体として検査薬が使われますが、医療機関で使用されている検査薬の感度は市販の倍の感度になっていますので、微量の尿中 hcg でも検出が可能となっております。 陽性反応が出るようになる時期ですが、正常妊娠の場合、排卵後12日目頃で 25IU/L、さらに14日目頃には 50IU/L 以上となっています。つまり生理が始まる予定日の数日前あたりには尿中 hcg の濃度は検査薬の感度以上になっているのです。 また、妊娠検査薬で陽性反応が出た数日後に再度、検査を行うと陰性反応に変わる場合があります。これはごく初期の妊娠時期に妊娠検査薬を使った場合におこりやすい現象といえます。最近の妊娠検査薬はとても高感度な為に、妊婦初期の微量の尿中 hcg でも検出して陽性反応になります。しかし妊娠初期は流産しやすく、臨床的に確認できないまま自然に流産してしまうケースも稀ではないようです。性器出血を伴い全流産する場合を含めると、約3分の1が流産であるといわれています。自然流産してしまった場合は妊娠検査薬を使っても反応は陰性になります。 妊娠しているかどうかを診断するのみなら妊娠検査薬を使用する方法が最も早く確かめられる方法となっています。
排卵検査薬の使用法
排卵検査薬は妊娠検査薬とは異なり、排卵検査薬は排卵日のありそうな日の前後10日ほどの間継続して使用する事で排卵日を特定する事になります。 妊娠検査薬はマークが出るかどうかで診断ですのでわかりやすいですが、排卵検査薬は色が濃くなるという診断法なので結果がはっきりわかりにくいようです。 市販の検査薬も5日用や7日用などのように数日間検査できるようになっていますが、日本の製薬メーカーの検査薬はもちろん、最近では海外の製品もあるようです。
排卵障害チェック
排卵検査薬によって正常に排卵されているかどうかをチェックするのと同時に排卵障害がないかどうかもチェックができます。 排卵に障害があると不妊の原因にもなりますので、心配な部分があるようであれば早めに病院で受診するようにしましょう。